ツクヨミ

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!のツクヨミのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

"コワすぎ"マルチバース爆誕!ライブ感マシマシなジェットコースター型コワすぎ。
白石晃士監督作品。今作が公開されるとのことでなんとなーくゆるく予習して挑んでみた。
まずオープニング、いつもの投稿映像届きましたなアヴァンタイトル無しにいきなり投稿映像からスタートしていく。いかにも現代的パリピがバズりを目的にしやばい心霊スポットを訪れるというわりかしそこはいつものムーブ、しかし劇場で鑑賞したからか知らんが今回は音にビクビクさせられる。そこからはメタいPになった工藤とDになった市川の押し問答に笑わせられた。
そして本編はいつもの現場検証シークエンスへと移行、謎の霊媒師おっさんの濃いキャラとパリピ若人の絡みが白石晃士節効きまくりでまた笑える。すると車内で唐突にターゲットに襲われるとんでも展開から瞬間移動と時間移動が始まるSFに戦慄、どうやらFILE04でもあったらしいがやっぱりそういう展開はけっこうビビるし面白いなーとシンプルに感じた。そしてそこからは怒涛のジェットコースターでマルチバース論めちゃくちゃな疾走型POVになっていく、画面酔いしそうになるぐらいはちゃめちゃだし勢いと情報量に頭かち割られそうになるパワーを感じる。
はたまたタイムトラベル展開からの過去の自分との遭遇、霊媒師の師匠だと言うギャル型ヤンキー女の登場などなどエンタメしすぎてめちゃくちゃなんだがアガるポイントがありまくりで最高であった。ラストのマルチバース工藤との赤い女共闘戦とかもしっかりアクションしてて面白いし、戦慄するいつもの終わり方まで満足度高めで楽しめた"コワすぎ"ファイナル劇場版してたなー。
あとパリピの強気女子の子どっかで見たことあるなーって思ってたら松井大居監督の"手"の主人公じゃん。雰囲気変わりすぎててびっくりしたのはご愛嬌。
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