妻の心の作品情報・感想・評価

『妻の心』に投稿された感想・評価

↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆☆

家業の薬屋…

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三船敏郎のバリバリ声が成瀬巳喜男空間をぶち破る! 
千秋実と小林桂樹の兄弟設定最高! 
加東大介のフライパンさばきにハラハラ! 
mat9215

mat9215の感想・評価

4.0

1955年と1956年の成瀬巳喜男は、『浮雲』、『くちづけ』(オムニバスの一部)、『驟雨』、『妻の心』、『流れる』を手がけている。好調だった。本作も登場人物たちの感情の機微をさりげなく、かつ印象的に…

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nt708

nt708の感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「親の心、子知らず」とは良く言ったものだが、本作は「妻の心、夫知らず」といったところだろうか。女の幸せとは何か、ということを追求し続けた成瀬らしい本当に良くできた映画だった。

本作の見どころと言え…

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かめの

かめのの感想・評価

5.0


台詞全てが意味を持っていて、他愛ない会話からでさえ、その奥に潜む各々の感情が溢れでてくる。これぞ、成瀬映画の醍醐味だ。

ゆっくりと傾き掛けてゆく生活、夫婦関係が非常に丁寧に描かれていて、妻の方に…

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umihayato

umihayatoの感想・評価

5.0

三船があまりにも男前すぎて浮いてるので、シェフのコスプレの加東大介より面白くてわろてしまいました(笑

こりゃ全面的にクズな兄が悪いやろと思いますし、人の恋愛に顔突っ込んで、自分の体裁の為に仲人やり…

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たむ

たむの感想・評価

4.0

巨匠がのっているときは、尋常ではない傑作が連続して作られます。
本作は成瀬巳喜男監督が『浮雲』と『流れる』の間に撮った作品で、1956年には本作、『流れる』『驟雨』があるとんでもない黄金時代です。

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デニロ

デニロの感想・評価

4.0

1956年製作公開。脚本井手俊郎、監督成瀬巳喜男。

旧家のお金に纏わる話に実に様々な様相が重なり、自身の既視感も相俟ってめまいがしてくるような展開だ。

ここでは兄の千秋実がもはや意味不明のロクで…

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半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.5

小林桂樹の旦那や突如実家に戻ってきた小林の兄の千秋実の二人が情けなさや優柔不断ぶりを発揮すればするほど家庭に縛られる主婦高峰秀子の息苦しさが伝わり、同時に意中の人である三船敏郎の二枚目ぶりが一際輝い…

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koss

kossの感想・評価

3.8

通り、路地、商売、地所をもつ店舗と自宅。お金、親子と家庭の軋轢、長男次男、嫁姑、嫁と義兄妹、実家、浮気、不倫、淡い恋心、成瀬要素が満載。過積載で細かいドロドロの追及が少し足りないくらいだが、ラストの…

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