小林桂樹が懇意にしていた芸者が自殺したことを高峰秀子に告げるシーンがタイミングもスリルも素晴らしい。
息を呑むってこういうこと。
家をウロウロする姪っ子の異物感が夫婦の壁の厚さをジワジワ滲ませてい…
義母(三好栄子)と夫婦(小林桂樹、高峰秀子)の3人暮らしで薬屋を営んでいたが、それと並行して喫茶店を開く計画が持ち上がる
資金繰りに苦労する中、妻の友人の兄(三船敏郎)が銀行に勤めていることもあって…
東京近郊の地方都市で、慎二(小林圭樹)と喜代子(高峰秀子)夫妻が経営する老舗の薬屋は、新しい時代の波に押されて経営難に。二人は敷地に喫茶店をつくって、再出発することを計画するが、その矢先、薬屋を継が…
>>続きを読む・通り雨が降る中、お茶屋で向かい合って座る高峰秀子と三船敏郎
・喜代子(高峰秀子):「うっかり結婚したら大変」
・庭に降り注ぐ雨を写すカットを挟みながら、30秒以上沈黙でぎこちなく視線を交わし合うカ…
「あるある、こういうこと」と思うような場面が沢山。
脚本も繊細だし、役者さんの演技も繊細!
高峰秀子の、芯はしっかりしてるけど女性らしさを失わないところが良い。
不満を抱えつつも一生懸命気持ちの折り…
漂う「ダメなんだろうな」という空気。血縁のめんどくささ。嗚呼ナルセ。
三船じゃ諸々仕方ない。ドブ掃除にもときめく当方は、キッチンはるなの隣席ランチで満足です。加東大介の手ごねハンバーグを食べながら。…
劇中に4回だけあった移動カメラシーン。高橋秀子&三船敏郎→高峰秀子のみ→高峰秀子&千秋実のカットがなんとも切ない。役者の笑う演技とか子供とかとても愛らしかった。
あと昔の映画ってなんでこんなにも面白…
セリフは最小限で、映像はカットが細かく、一つ一つのシーンは短い。俳優の表情や仕草、演技から、感情や物語を読み取っていく。美術は繊細。
例えば、三船と高峰秀子が映画に行った場面はないが、セリフから行…