みき

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のみきのレビュー・感想・評価

3.8
4歳の娘と映画館で鑑賞。

ドラえもんの映画は、全43作品中、ほぼ全て観ていますが、トップ5に入るのではないかという面白さでした!

宇宙から地底、過去も未来も冒険し尽くしているドラえもん。
ネタ切れかと思ってましたが、『楽器を片手に、奏でる音楽を武器に戦う』というのは、今まで無かったので、まだやってないコンセプトを発掘した事に、公開前から驚いてました😳✨

今作で良かったのは、「楽器は練習しなきゃ上手くならない」と、のび太に終始ドラえもんが言い続けてくれた事。
『ひみつ道具でサクっと何でも解決』も夢があって良いけどね。努力した描写があると、物語の説得力が全然違った🥰

ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの、徐々に楽器を使いこなせるようになる描写や、のび太以上の活躍ぶりも良かった😍

中盤、ある程度弾けるようになった際に、独りよがりな演奏に走り、音がケンカして音楽パワーが発揮されない描写も良かった。

まぁ「それは流石に無理があるだろ…」という部分もあったけど、その辺はドラえもん映画にはお約束なので気にしないw

ゲスト声優も、どちらかと言うと下手だったけど、聴くに耐えないレベルでは無く、及第点レベル。
ちゃんと物語に没入出来たのでOK🙆‍♀️✨

何より、音楽がコンセプトなので、映画館の音響が感動を引き上げていると思われ。
自宅鑑賞だったら、こんなに感動しなかったかも?

映像も音楽も美しかったので、大満足な作品でした!
みき

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