MORIKO

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のMORIKOのレビュー・感想・評価

3.8
ドラ映画の中では去年に引き続き大分異色な作品。ネタバレあり
ドルビーアトモスで聞いた!
この映画は映画館で観るかどうか、音響にこだわって観るかどうかで相当感想変わるだろうなってくらい音楽にこだわりを感じた。
まずオープニングの映像が今回の映画は音楽に焦点を当ててます!って宣言って感じでよかった。まさかののび太のどらえもーんから入らないのがすごいびっくり!
中盤は結構ぐだってるなって思ったけど終盤のシーンの盛り上がりは前半までのぐだりを取り返すくらい本当に凄くてよかった。無音のシーンと、ラストのサプライズ音楽が最高
あとスネ夫の服がおしゃれで良かった。 
ラストのバウンディのタイムパラドックスが良すぎる。本当に合った曲を作るのが上手いと思う。ゲスト声優気付かんくらい馴染んでた。声優目指してたこともあってさすがのうまさ
こんなに明確なタイトル回収したドラ映画ほかにあったっけ?
新恐竜とおんなじ監督なのはめっちゃ納得。
他の方のレビューでも見たけど別れのシーンが無かったのは個人的に結構萎えた。
これまでもキャラの別れのシーンが結構好きだったから急に場面が切り替わって生活に戻ってたのは少しショックだった。エンディングで補足イラスト的なのはあったけど、本編に入れるべきだっただろ!笑

来年のドラえもんはどんなんだろう?魔法使いみたいな格好してたし夢幻三剣士だったらアツイ。でも多分オリジナルかな。もっと純粋にワクワクするテーマの映画見てみたいな。秘密道具ミュージアムのわくわく感はほんとにすごかった。今作は秘密道具でのワクワク感はほとんどなく物語を動かすだけのものが出てきたって感じだった。赤い糸のやつって別に秘密道具じゃなくてただの糸結んでるだけだよね?って頭ん中で突っ込んでた
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