映画ドラえもん のび太の地球交響楽（シンフォニー）の塚森のレビュー・感想・評価

丁寧な劇場！品格のある映画をコンスタントに作れるのはシンエイだけなのかもしれない……。
音楽がなくなるという話のスケールで、地球侵略とか、世相を反映していつもよりすこし高い年齢層(小学校高学年くらい)をねらったのかなあと観ながら思ったけど、別にずっとこのくらいだったかもしれない。
伏線とか、あとだしの設定とかがやや多くて観ていて疲れたものの、映像的に面倒なことをやりぬく圧で押しきられた気分。神風のオープニングからしてすごいよね。全編に行き渡るアニメーション・パワー！