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ボブ・マーリー:ONE LOVEのJIZEのレビュー・感想・評価

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
3.6
ジャマイカ出身のレゲエミュージシャン”ボブ・マーリー”の波乱に満ちた生涯を描きだす。104分間の音楽群像を一足先に試写で先行鑑賞。偉人伝記もの。ボブ・マーリーがアルバム「エクソダス」の発表やヨーロッパツアーを経てスターダムへとのし上がる一方で、母国ジャマイカの政情の不安定ぶりが露わとなる二層構造は見応えのある劇映画として非常にしまった映画になっていたように感じた。ジャマイカンイングリッシュの訛りは、きつい。またレゲエの一定の知識やボブ・マーリーの楽曲を事前に見聞きしていれば、もちろんのこと尚たのしめる。銃撃に巻き込まれたりや病にかかったりなどセンセーショナルな要素も盛り込まれ割とフラットに楽しめる部類の音楽偉人伝記ものに仕上がったと思う。
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