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ボブ・マーリー:ONE LOVEのかめののレビュー・感想・評価

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
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ピーター・バラカンさんのラジオでボブ・マーリーの曲を知って、なんとなく好き、位の気持ちで観たが、想像より楽しめた。いつも観る作品とは違うタイプなので、私にとってはあくまでも娯楽作品のような面白さにとどまる。

とにかく歌が良いので、踊りたくなるし、これは絶対音響の良い映画館で観るべし。

正直、歴史的背景や政治関連のことについては軽く触れる程度だし、ボブ・マーリーと父親の関係が何度も言及される割にはっきりしないし、物足りなさはあるが、これからボブ・マーリーを知りたい、レゲエに興味がある、という初心者(私含め)にとってはある意味、入口となるような作品だった。

そして、主人公はもちろんだけど、奥さんのリタ役を演じられている女優さんが素晴らしかった。仕事仲間であり、精神的支柱だったことがよく伝わってきて、二人のことだけでドキュメンタリー一本作れるんじゃないかとすら思わされた。
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