toolbox

ボブ・マーリー:ONE LOVEのtoolboxのレビュー・感想・評価

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
4.0
レゲエの神様と言われるボブ・マーリー。名前は知っているが曲は聴いたことがなかった。

ボブ・マーリーの生涯というものを期待すると物足りないかもしれないが、彼の生き方や信念みたいなものが垣間見える。
映画の中では、かなり曲が流れるのだが、曲は歌詞の字幕付きなので詩にメッセージ色が強いということがわかる。
内戦や宗教、銃撃事件に癌など重くなりそうな内容だが、銃撃事件後のロンドンのシーンや過去を振り返るシーンも多く映画は重くならず、それこそレゲエの音楽のようにどこか楽しそうな感じで、見終わったときに『面白かった……』と思えた。人の短い生涯を面白かったというと語弊があるので言い直すと『良い映画を観た……』です。

ボブ・マーリーが子供と楽しそうにサッカーをしている横で銃を撃ちまくっている人がいる時代、ボブ・マーリーの子供が笑っていた顔は尊かった。
toolbox

toolbox