ゆきゆき

ボブ・マーリー:ONE LOVEのゆきゆきのレビュー・感想・評価

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
3.5
実はホブ・マーリーは詳しくない。勉強と偶にはレゲエのリズムに身を任せたくなり鑑賞。

映画の構成としては、76年の銃撃事件から78年のワン・ラヴ・ピース・コンサートまでの短期間に焦点を当てており、合間にジャマイカ時代の過去回想が入るという構想。デビューしてから国内で人気シンガーになるまで・・・の流れは冒頭の字幕でさらっと流されるだけ。そういった意味では何も知らない人より、ファン向けなの内容なのかな。ハイライトとなるであろうコンサートシーンもあまりなく、そういった意味では肩透かし。

とはいえ、ボブが歌う曲のメッセージ性はちゃんと伝わってくる。自身の病気のことをさらっと流してしまうのも、安易なお涙頂戴にしないという制作側の意志なのかも。『エクソダス』等の曲は充分に魅力的なので、個人的にはボブ・マーリー入門としては良でした。
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