昔からボブマーリーの音楽が好きで聴いているのですが、なぜか彼の人間性、音楽に込められたメッセージ、当時のジャマイカの状況などを深く考えたことはありませんでした。
この映画では、それらをふんだんに見ること、感じることができます。
普通に病気で亡くなったと思っていたボブマーリー。しかし、病気になってもラスタの信条を曲げずに親指を切ることを拒絶する。そこにも彼の生き様があったんだなと感動しました。
すでにアイコンとして確立されているボブマーリーの顔や出立ち。最初に予告を見た時、当たり前ですが俳優さんの顔が本人とは違うので、映画を楽しむことができるか心配をしていたのですが、杞憂に終わりました。
これから彼の音楽を聴く際に、より様々なことを考えるきっかけをくれる映画でした。とても良かったです。