喪失を抱えた少女の、心の解放の物語。
ハートビートの続編、ネクストステージで虜になったジュリエット・ドハティが主演のバレエ映画ということで気になっていた今作。
気になる!とインスタに載せたら、ジュリエットご本人からメッセージをいただいたこともあり、絶対観ると決めていた(そこ)
とっても親切な方でした、大好きです。
今作は、主演をやる予定だった舞台の出番の直前に最愛の姉の死を知ったことで、舞台に立てなくなった少女の物語。
喪失を抱えたまま前に進めない主人公を、両親や恩師、友人たちが支えになろうとする。
彼女の両親は何があっても愛してくれる人たちで、厳しく見える恩師も彼女への愛に溢れていた。
でも友人たちは、主人公と同じくまだ子供で、うまく対応できないことだってある。
彼女自身が立ち直るのに必死なように、友人たちもそれぞれの立場で必死なのだ。
そこが描かれていたのがよかった。
私自身一時期バレエをやっていたのもあり、当時はバレエに苦手意識があったけど、こう見るとまたやりたくなるな〜と思ったり🩰
パンフレットを読んだら、主人公を演じたジュリエットだけでなく、バレエスクールの生徒達もとても素晴らしいダンサーらしくて、彼らの活躍も追っていきたいなと思った。
やっぱり踊りの力ってすごい!
これからも舞台も、舞台を描いた映画も、沢山観ていきたい。
公開後2週間と少し。もうすでに上映館は減っているのがもったいない!
(地方や都内のミニシアター系で徐々に遅れて上映開始しているところもあるようです)
気になる方はぜひスクリーンで!