三好次郎

アントニオ猪木をさがしての三好次郎のレビュー・感想・評価

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)
4.8
 プロレスほぼ素人なのに顔グシャグシャになってた。

 見入り出したのは巌流島講談だけど、涙腺を刺激したのはミニドラマかもしれない。
 プロレスファンが子供の頃からずっと猪木を追い続けていたように、ゲーム、漫画、アニメ、特撮、映画、音楽、小説、お笑い、スポーツ、アイドル、あらゆる趣味を昔から追い続けてきて、そういった趣味に今でも支えられているあらゆる人たちを全肯定してくれる構成のドラマだった、というのが大きいんだろう。
(多分映画の構成自体がそう。猪木を語ってるおじさんたち、皆少年のような目をしてたし)

 男の子は(多分女の子も)大人になっても憧れの人の背中を見たときは男の子(女の子)
のままだし、大人が大人でいられるのも憧れの人に支えられてるからなんや...
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