ラピュタん

ほかげのラピュタんのレビュー・感想・評価

ほかげ(2023年製作の映画)
4.5
少年の眼差しに
射抜かれました

 🔥⛄️🔥

An orphan and three devils
なんて副題も良いかな?

いや、ないない😰

終戦直後の混乱期
少年の眼に映るは
困窮と傷痕と絶望

前半では、焼野原を
敢えて屋内から撮り
後段では、心の闇を
眩しい緑に浮かばす

  🌲🦇🌲
    🔥
  戦争🔥は
何を🔥 残したの?


あの時代戦災孤児の少年は
独り自力で生き残れるのか?
     。
     。
     。
     。
どこかで銃声が鳴り響く
   火🔥影
少年はもう昨日とは違う


  ❄️🐬❄️

 これは 広く観られるべき✨
 戦争は 何を奪ったのか
    火
    🔥
    影
 そこに 今が描かれる
 だから これは希望の映画☀️


⭐️とても印象的なあのミニチュア
 何と塚本監督の奥さんの手作り!

⭐️復員兵の眼差しも凄かった
 重層的で、とても難しい役どころ
 だったはず 明暗の落差👏👏

⭐️趣里の口唇と脛の美学も堪能
 どちらにも鍛え上げられた美が宿る

⭐️森山さんは流石✨
 魚を素手で獲っちゃう、のもリアル

⛄️札幌では五週遅れの上映でした❄️
 観れて本当に良かった❄️
 どのシーンも濃厚で重厚で…
 陰影が絵画か彫刻のように鈍く輝く


以下、ちょこっとネタバレ🦆?







あの口唇の兆候は…
 ヘルペスなら痛みから気付き、天然痘なら高熱から、とすると梅毒だったのか?
 侵入部位には、痛くない潰瘍が💧
 ならば…冒頭のシーンに戻ることに
 なるのでとっても残酷…
 でも学童には感染しないので暫くは
 一緒に暮らせる🦆

 他の可能性は…
 結核は猛威を振るっていたはずだが
 口唇に結核が病巣を形成するのは稀
 
 ん〜、難しい💦

 なのでネタバレでもない🦆。。。
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