フィリピンレイテ島の狂った戦時下を描いた野火を撮った監督。
今回は終戦後の日本で狂ったように生きる人間を描いています。
戦争の帰還兵はPTSDを発症し、空襲により家族と家を失ってしまった孤児、家族を無くし体を売りながら生活をしている女性。
戦争でみんなズタボロ。悲惨すぎる。
朱里氏の演技に引き込まれました。すごいね。他の作品もチェックしてみようと思います。
森山未來の体の使い方、子役の演技もいい役者揃いでした。
戦争がどんどん近付いてる昨今、反戦のメッセージを強く感じました。
みんなが反戦唱えてないと、政治家や覇権国のプロパガンダに騙されてこんな世界になっちまうよ、、、
戦後を描いた朝ドラがバカバカしくなるくらい、対象的な作品でした。
流石に本作は小学生以下は見る事をおすすめしませんが、火垂るの墓、はだしのゲンは子供に見て欲しい。
あと、2017年に亡くなってしまった監督の長年のパートナー石川忠氏の音楽が使われています。🙏