『僕と幽霊が家族になった件』
原題 關於我和鬼變成家人的那件事/ Marry My Dead Body
製作年 2023年。上映時間 130分。
映倫区分 G
台湾のヒットメーカー、チェン・ウェイハオ監督がメガホンをとり、台湾や中国など東アジアや東南アジアに古くから伝わる風習『冥婚（めいこん）』を題材に描いたコメディ。
冥婚は生者と死者が行う結婚のこと。
台湾などの一部地方に伝わる風習の場合は、未婚のまま亡くなると遺族が本来ご祝儀を入れる赤い封筒『紅包』を道端に置き、その包みを拾った者が死者と形式上の『結婚式』を強要されるというもの。
拒否すれば罰が当たり、不幸になると言い伝えられる。
主人公の警察官ウー・ミンハンを台湾の人気モデルで俳優のグレッグ・ハン、ゲイの青年マオ・バンユーをリン・ボーホンが演じた。

うだつの上がらない警察官の青年ウー・ミンハンは捜査中に落ちていた祝儀袋を拾うが、冥婚の習わしで、若くしてひき逃げ事故で亡くなったゲイの青年マオ・バンユーと結婚をしなければならなくなってしまう。
そのことに頭を悩ませつつも、ある事件の解決に向けて奔走するウー・ミンハンだったが……。

この冥婚ちゅう封建的な伝統を、今作品ではユーモラスな方法でうち壊す。
マオ・バンユー（オースティン・リン）は、元カレと結婚について話し合っている最中に不慮の事故で亡くなった。　
彼の霊が孤独になることを心配した祖母は、しきたりに従って彼の髪を切り、赤い包みに入れ、誰かが拾ってくれるのを待つ。
赤い包みを拾うハンサムな男性を見て、彼女は孫のために嬉しそうな顔をする。

ノンケ警官ウー・ミンハン（グレッグ・ハン）が誤って赤い封筒を拾ってしまい、交通事故で死んだマオ・バンユーと冥婚の契約を結んでしまう。
これが今作品の最初のドラマチックな葛藤。
冥婚は3000年前から中国社会に根付いている伝統と云うが、台湾当局は2019年に同性婚法案を承認したんちがったかな。
映画はまた、主人公の理想がどのように変容していくかを描いている。
映画の冒頭では、彼は同性愛嫌悪者であり、女性警察官への敬意を欠いた毒々しい男性警察官であることが示される。
マオ・バンユーと冥婚契約を結んだ後、彼はマオの幽霊が見えることに気づく。
幽霊を追い払うことができないことを知った彼はマオを殺した犯人を見つけるために、マオの幽霊と一緒になることに同意する。
マオの最後の願いを叶えるため、彼はマオの元恋人を探しに行く。
しかし彼は、マオの元カレがすでに長い間マオを裏切っていたことを知る。
この出来事によって、ウーはマオの結婚へのこだわりを理解する。
同性婚が合法化されてから初めて、マオはゲイカップルが生涯を誓い合うことが可能であることを知った。
その過程で、彼はLGBTQ+コミュニティに対する見方を少しずつ変えていく。
映画の冒頭、ウーはマオのことを "ホモ"（中国語では (亡くなった同性愛者 "と訳され、ゲイに対する軽蔑を表す）と呼び始めるが、最後にはマオのことを "主夫 "と呼ぶようになる。
ウーはマオと過ごすうちに、偏見や偏見を持たない愛のあり方を学んでいく。
今作品の登場人物たちは、最初はステレオタイプのレッテルを貼られている。　
『ホモ』ゲイのマオ・バンユー、ホモフォビック(同性愛、または同性愛者に対する差別・偏見・拒絶・恐怖感・嫌悪感、または宗教的教義などに基づいた否定的な価値観を持つこと)なマッチョ警官のウー・ミンハン、『お飾り』としか思われていなかった婦人警官のリン・ツーチン、そしてマオ・パンユーの保守的な父親。
しかし、彼らはついにこれらのレッテルを一枚一枚はがしていった。
胡散臭いノンケにも温かい一面がある。
美人婦警は外見で好かれるだけでなく、その知性でみんなを欺く。
いわゆる曲者の老父は愛情表現が下手なだけ。
2月10日に台湾で公開され、大きな反響を呼んだため、4月には香港とマカオでも公開されたそうな。
韓国では5月17日の国際反ホモフォビア、トランスフォビア、バイフォビア・デーの日に公開された。
アジアで初めて同性婚を合法化した地域である台湾は、常にアジアにおけるLGBTQ+の権利擁護の最前線にいると考えられている。
2023年5月16日、台湾の立法院は、同性婚カップルがどちらの配偶者とも血縁関係のない子どもを共同で養子縁組することを認める改正案を可決したばかり。
これは、台湾における結婚における平等な権利のための新たな一歩を意味かな。

2023年台湾製作のコメディー映画＿🇹🇼

台湾映画の独特の世界観が 何となく僕は
癒されたりします …… 😌✨✨

心地良い 懐かしい雰囲気が 作品から
いつも感じたりするので なんか素敵な
作品も 僕はとっても多い …… 🥰✨✨

今回の作品も 素晴らしいと言うより
本当に良い作品って感じで コメディーって書かれていますが 人間ドラマでいきたいと思います …… 多くの優しさで包まれたら 正解かも 🤫✨

原題『Marry My Dead Body』＿＿ 観た方は 必ず泣けてくる意味「私の死体と結婚してください」＿ L○BTQ の Gも熱い友情 …… 😭✨

お盆に観ようと思っていたので 本当に良かったと思う ＿＿ 笑えて 泣けて 先祖や亡くなられた方を偲ぶ 哀愁も漂っていて いいドラマですねー …… 🙌🏻😭✨

台湾映画 この作品もとても良い作品だと思います 裏切らないな …… 😉👻🫶🏻✨✨



✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

• #Netflix-2023

8月4日～10日の1週間限定で、シネマート新宿、シネマート心斎橋で限定公開の台湾映画。
幽霊？役を、リン・ボーホン（『青春弑恋』『恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター』）が演じるコメディで、監督は『赤い服の少女』シリーズのチェン・ウェイハオ監督です。
今年の正月映画（2月）に台湾で公開されたばかりの新作。

詳細レビューは、鑑賞後にアップ予定

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