【映画の秘密、教えてヒッチ先生🙏】
まるでヒッチコック本人から映画の秘密を教えてもらってるようでニンマリ😁💕
まず「ヒッチコック本人が解説」するって演出が面白いです(CGじゃなく仕掛けは…🤫ｼｰ)
《名演出の㊙報告🔍️》
ヒッチコック映画に散りばめられた数々のテクニック(映像マジック)を、包み隠さず解説してくれるので、すぐ彼の映画を観て、映像テクニックを確認したくなりますね😉(配信で全部を確認したくなりますw 今って便利な時代です！)
一度観たら忘れられない驚きの映像を生み出すために、ショット、カット割り、音響、光と影の使い方、照明、衣装、色彩、暗示(象徴)、ユーモアなどを駆使して、常に観客をワクワクハラハラさせる映画を作り続けた監督の想像力(探究心)が本当に凄いです😂👏
何気なく見せている場面さえも、そんな緻密な計算があったとは😮(俯瞰や全体で撮るとか)！
さすが"サスペンスの神様"ヒッチコックです😍👏
本作は、映画作りを目指す方にとっては「映画の教科書」になるような作品ですね。
《ヒッチ作品を解説でご紹介🕊️》
数々のヒッチコック映画の映像(1920年代サイレント時代～1976年の遺作まで)を使用して、縦横無尽に解説してくれるのも凄く嬉しいです😂
イギリス時代(23作品)の『快楽の園』(1925)、『下宿人』(1927)、『農夫の妻』(1928)、『三十九夜』(1935)、『バルカン超特急』(1938)などの日本未公開作品や初期の傑作から引用。
アメリカ時代(30作品)の『レベッカ』(1940)、『海外特派員』(1940)、『疑惑の影』(1943)、『ロープ』(1948)、『見知らぬ乗客』(1951)、『ダイヤルMを廻せ！』『裏窓』(1954)、『泥棒成金』『ハリーの災難』(1955)、『めまい』(1958)、『北北西に進路を取れ』(1959)、『サイコ』(1960)、『鳥』(1963)、『マーニー』(1964)、『引き裂かれたカーテン』(1966)、『ファミリー・プロット』(1976)など怒涛の名作や話題作を引用し、撮影秘話や㊙テクニックが目白押しです🤩✨
好きな作品ばかりだから、ついレビューに作品名をたくさん挙げちゃいました😅(もしアメリカ時代の頃に生まれたら、ヒッチ作品を、ほぼ毎年リアルタイムに観られる贅沢が味わえたんですね😋💕)
ジェームズ・ステュアート、ショーン・コネリー、グレゴリー・ペック、グレース・ケリー、イングリッド・バーグマン…往年の大スターがフーテッジで出てくると、自然にテンションが上がります🤩✨
ムルナウやグリフィスに影響を受けた、稀代の映像作家の原点やインスピレーションも今回知ることができました。
世界最高峰の演出術を、詳しく講義してもらえたわけですから至福すぎます😂‼️
(講義ぽくて眠くはなりましたけど🤫ｼｰ)
また、奥様アルマと仲睦まじい姿も微笑ましかったです(若いヒッチコック初めて見ました)。
《ちょっと内容が難🧩》
ただ少し残念な気分になったことが、2つありました😰
①ヒッチコックの語りがすんなり頭に入ってこないので(字幕がこれまた学術説明文みたいでよく分からなくて…映像を見てやっと理解できる感じ)、なんだか理解に疲れてしまいました😩💦
撮影秘話はどれも面白いのに、解説が難しくて理解が追い付かない…(ヒッチコックの声が、これまたゆっくりで眠気を誘うし😪)
演出テクニックを、6章(逃避、欲望、孤独、時間、充実、高さ)の分類に分けて解説してましたけど、それも分け方があまりピンと来なくて…(凄く体系的に理解されてて面白い視点ですけど)
内容が飲み込めません…
理解力のない頭のせい😵💦
わたくしの勉強不足です🙇♂️
ヒッチコックの静止画や、現代の女性のショットなどが、事あるごとに何回も出て来るんですけど…どうもそこが飽きるのとテンポが悪くって少しウトウト😪
でも、ヒッチコックを再構築しようと試みた、マーク・カズンズ監督のヒッチコック愛や分析力には大変脱帽いたしました。
配信になったら、改めて鑑賞してみたいです。
②ヒッチコックのちょっと変わったところは、全く描かれてなかったのはなんででしょうね🤔？
ブロンド美女を起用して嗜虐嗜好するし(趣味と変態性を兼ねて)、主演女優へのセクハラ行動が問題になったり、「俳優は家畜」という今だとNGな爆弾発言があったり、批評を気にする繊細さなど…人間ヒッチコックは、ほぼ顔を出してませんでしたね😢
お次は『ヒッチコック／トリュフォー』(2015)も観てみたいです。
入場特典として、ヒッチコックシルエットの「ポストカード」を貰いました🙆♂️嬉💕
ヒッチコック監督デビュー100周年記念作品🎥
