富樫鉄火

ヒッチコックの映画術の富樫鉄火のネタバレレビュー・内容・結末

ヒッチコックの映画術(2022年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

#162
期待したほど面白くなかった。
これは、邦題とは裏腹で、ヒッチがあちこちで述べていた「映画哲学」を立証したいがために、無理矢理、名作名場面をあてはめたもの。
よって、6つのカテゴリーも、最後の「高さ」がなるほどと思ったものの、ほかは、あまり感心できず、眠かった。
もっと面白い場面を、普通に解説してほしかった。
あたしは(シネマヴェーラ渋谷のおかげで)、イギリス時代の無声作品も含めて、ほぼ8割のヒッチ作品を観ているが、観ているひとほど、隔靴掻痒ではないか。
富樫鉄火

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