矢野竜子

ナポレオンの矢野竜子のレビュー・感想・評価

ナポレオン(2023年製作の映画)
3.8
つまるところ大砲=男根ってことか。
血生臭いエゴとプライドまみれの
欲望の歴史といった趣きで楽しめた。
男の弱さと女の強さ。
リドスコは最近ずっとテーマは同じ気がする。
歴史は男だけが作ってきた訳ではない。
ラストの迫力は言わずもがなで
たけしも本当はこれぐらい
やりたかったんじゃなかろうか
とか思ったり。
寝室を案内するカットの次では
もう赤ちゃんが誕生していたり
いきなりの立ちバックカットとか
ふざけてるのか本気なのかわからない。
完全にふざけてると思うけど。
馬があれだけ疾走する画は
やはり映画館で見るべきと思う。