良い部分もありますが全体で見ると退屈に感じました。
映画を観ていて滅多に寝落ちすることなんてないのですが、何回か寝落ちしました。私自身そこに驚きましたしショックです。リドリー・スコット監督ホアキン・フェニックス主演の作品で寝落ちなんて本当にショック。辛い。悔しい。
冒頭のマリー・アントワネットの斬首や戴冠式、一部の戦闘シーンは力が入っていて見応えがあって良かったのですが、政治部分、ジョゼフィーヌとの夫婦生活、お世継ぎ問題など戦闘シーン以外の部分が端折りすぎてるというか、詰め込みすぎてるというか…そのくせ夫婦の情事、(ジョゼフィーヌの)愛人との情事はしっかり入れてるのは何。
あのシーンを匂わせで終わらせて、他のシーンを充実させることも出来ただろうに…全く愛を感じない淡白な行為を何回も…。辛っ…。
戦闘シーンも、
アウステルリッツの戦いで人馬が冷たい湖に沈んでいく様が美しく感じ、それがスゴく良かったです。
ただ、それ以外の戦いは凡庸というか、通り一辺倒な感じで、横並びの大砲→銃→歩兵→騎馬の順で策に面白味が無く、またこの戦い方かぁと残念な気持ちに。
