リドリー・スコットの新作ということで結構期待して見に行ったけれど、正直手放しでよかった！と言えなかった。
のべ8,000人のエキストラを起用したという合戦シーンは大変見ごたえあったのでここは良かったのだが、いかんせん、脚本があまり…という感じ。
ナポレオンを英雄的存在として描くのではなく、彼とその妻ジョセフィーヌとの愛憎のお話だったかなと思う。
淡々とあっさり物事が進んでいってしまうので、ナポレオンという人間を1本の映画に収めるのはやっぱり厳しいのかなという印象。
より二人にフィーチャーした4時間半バージョンも作っていたという話なので、むしろそっちが見たいわって思った。
