キューブリック版を観たかったのが本音。
なぜなら下記のようなポイントに集中して描いただろうし、今作のようなラブストーリーにはしなかっただろう。
もちろんリドリー・スコットのある意味ざっくりとした視点も「らしいな」と思う。
あえて貴族社会で庶民から成り上がったがファシストになってしまったナポレオン史におけるポイントをあえて省いたのは、ジョセフィーヌのことを物語の主軸に置きたかったからだろう。
なるほど、インタビューでも「世界を征服できても一人の女は征服できなかった人」みたいなことを言っていたようだ。
