2009年 アメリカ 監督:クリント・イーストウッド 2022.08.24視聴-389 評価4.4
●モーガン・フリーマン(マンデラ)
●マット・ディモン(フランソワ)
再鑑賞なのに、今日は涙が止まらなかった。何と崇高なんだろう。政治家はお金のためにやるような仕事ではない。日本のバカタレどもに爪の垢を、本当に少しで良いから飲ませたい。政治家は職業じゃない。使命なんだ。ここで描かれるネルソン・マンデラ、政治とはこう言うことだと本当の思う。
クリント・イーストウッドの「目」に改めて(何ど改めたか知らないのだけど)、拍手を送りたい。よくぞマンデラを取り上げてくれた。素晴らしい作品だ。
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アパルトヘイト撤廃後も人種間対立が残る南アフリカ。旧体制の象徴であるラグビーは国民の間で不人気なスポーツだった。だが、ネルソン・マンデラ大統領は和解と団結の象徴として国の代表チームをそのまま存続させる。マンデラは自国開催の1995年世界大会を国を一つにする絶好の機会と捉え、代表チームの主将フランソワと面談する。
フランソワは最初、マンデラとの面談に緊張するが、マンデラの意思を理解し、チームをまとめあげていく。マット・ディモンは自分が何をすべきか知り尽くした演技をする。天才的だ。というか、やっぱりここでマット・ディモンを使ったクリント・イーストウッドの才能を誉めるべきか。
思えば、クリント・イーストウッドにモーガン・フリーマン、そしてマット・ディモン。言うことないでしょう。💯
マンデラが目指した道に逸れることなく、南アフリカという国が歩き続けことを祈るばかりだ