愛河英太

インビクタス/負けざる者たちの愛河英太のレビュー・感想・評価

4.5
日本のラグビーワールドカップの感動が落ち着いて、そろそろDVD借りれるかなと10年ぶりくらいに見た。

最高だった。とりあえず基準点がわからないから4.5くらいつけておきたい!

この映画は大学生の時に見て、好きな映画であり感動した映画だったが、久々に見返すと、別の感情で泣けた。

冒頭の就任した初日、職員を集めた時のモーガンフリーマンのスピーチでもう号泣できた。大学生の時はそんなことなかったのに。
泣けるシーンつながりだと、大会直前、ヘリで乗り付けて覚えたメンバーの名前を呼び握手するなんてもう。
指導者には人格も絶対に必要だと改めて感じた。というかそうであってほしいと願う。

別の角度で気づいて感動したのは、この映画は珍しく(?)開始からしばらく音楽が流れるシーンが無い。
初めて音楽が流れたのはスプリングボクスが子供達にラグビーを教えに行く時。
The crossingっていう音楽が流れた瞬間に、なんとも言えない感情になった。
ここぞ!って感じで。音楽の力ってすごいなと思った。
そしてモーガンフリーマン最強説。

マット・デイモンの芯があり好青年、紳士感も素敵だった。teaのシーンも印象的。

この映画を見て、日本のワールドカップでラグビーで南アフリカに日本が負け、優勝してくれたことを改めて嬉しく思った。
そして、今回のキャプテンが初の黒人キャプテンのシヤ・コルシであったことも改めてグッと来た。インタビューで明日のご飯のことを考えていたと。

心洗われた。すげえ長くなった。とにかく良い映画だった。
愛河英太

愛河英太