かつて苦々しい敗走を味わい頑なに口を閉ざした芸術家の叔母と、衝突を恐れない荒々しく不躾な姪の、奇跡的なケミストリーであり、シスターフッド
「私は芸術を支援する、ものすごく不快だけどね」「あなたの怒りは極楽蜻蛉の怒り、本当の怒りは静かなのだ、本当の怒りを見せろ」というようなことを語り、最後にはアトリエに招き入れてくれる彼女の、ため息が出るような、あまりに気高いdignity
「こんなにたくさんの人が来てくれると思わなかったから」と、上映前に観客の写真を撮っていた監督、この人のこういうまっすぐさがこの映画を作り上げたのだなと思った
