「死ね!ナルシスト」
無職で口だけ達者なナルシストのアレクサンドル(ジャン=ピエール・レオ)と母性的な年上の彼女マリー(ベルナデット・ラフォン)とカフェで出会った性に自由奔放な看護士ユスターシュ(…
母のような年上女性マリーと娼婦の如く性に奔放なヴェロニカという二人の女性の狭間で揺れ動くアレクサンドルという青年の青春の軌跡もの。アレクサンドルがおそらく何やっているのかよく分からないヒモで、ブティ…
>>続きを読むまさか220分ずっと家かカフェでダベるだけの映画だったとは思わなかった。
終始苦手な映画だなぁ、面白いこと言わないなぁなんて思って途中退場しかけたけど、終盤まさかの呉越同舟してからマッハ急に面白くな…
ジャン=ピエール・レオが白桃ピーチよぴぴくらいずっと何言ってるかわからないんだけど、なぜか3時間半超の会話劇を飽きずに見れた。
多分濱口竜介は目線&POVショットなど色々影響受けてるんだろうけど、濱…
全然眠くなくて、ずっと目を離さなかったのに、何も覚えてない。
最近ずっとセックスと死のことについてしか考えてないって誰かのツイートを見て、眠る前に私もそんなもんかもなって思ったのに、いざ4時間セッ…
空振りと問わずがたりの繰り返し、お茶濁そうにも上滑り、ほとほと呆れて気後れで逃げ出したのに、後をつけてくるのはどうして
息がつまるくらい苦しくて、吐きそうなくらい悲しいのに、泣きそうなくらい嬉しい、…
殺人鬼と出会って且つ生きて帰りたい人向けなのが『アングスト』なら、ヒモ男と出会って且つ人生棒に振りたくない人向けなのが、本作。
会話劇と言えば聞こえはいいが、三時間以上とにかく聞かされるのは働いたら…
約3時間40分の会話劇というだけで驚異的だが、今作の成り立ちはユスターシュの実際の男女関係が色濃く反映(これはキャスティングにも至る)されているらしく、本当に狂気じみている。
鑑賞に体力を使う一作…
© Les Films du Losange