ふつうにのびのびと個性や興味を育んでいた一人のかけがえのない子どもが、抗うすべも知らず強いられて空っぽの大人のフリを覚えさせられて、それで何が手に入ったんだろうか。せめて現実では、子どもが子どもをや…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
タイトルはアルチュール・ランボーの初期の詩の題名から引用された、ユスターシュの思春期を描いた自伝的作品である。
祖母の田舎の家での平穏な生活から、母親の手狭なアパートに追いやられ不安定な思春期の少年…
これ良かったな
大人になってしまったら食事も娯楽も、当然仕事だって全く魅力的に映らない 本能的な男女の行きずりだけが物語を駆動させ、楽園のような子供の世界はぐんぐん遠ざかっていく あんなにささやかで…
画はとても見応えがあるのだが、なんせ少年の性の目覚めみたいなものに興味がなくて…2時間がとてつもなく長く感じた。さらに終盤の、姉妹にまとわりつく少年たちが怖い。とくに妹は体も小さいのに大きな少年4人…
>>続きを読む© Les Films du Losange