ヒューマントラスト渋谷｢ジャン・ユスターシュ傑作選｣で見ました😊
タイトルはロマンチックで恋愛物みたいな印象やけど、見た感じは少年の異性に対して性の目覚めの話やね😍
フランスの田舎の風景は、まるで｢クロース/Close｣を思い出したな。
あちらは男の子同士の微妙な関係の話やったけど。
教会で前の女の子に股間を押し付けたり、女の子の聖歌隊の前で隣の女の子の手を握ろうとする場面の歌が変で面白かったな。
ただの青春の目覚めの映画やなくて、主人公ダニエルが高校に無事、合格してオバアチャンと住んでた田舎から希望を持って都会に出てきたのに、親の都合で高校に行けなくなる・・・
彼は勉強がしたいのに移民で来たスペイン労働者に混じって、自転車修理の仕事をイヤイヤしてるのが辛かったナ・・・
夏の休みをもらってオバアチャンと住んでいた田舎に帰ってきた時、昔の友達と遊んでダニエルが楽しそうにノビノビしてたのは印象的やった😊
果たして彼は何を想ったのか・・・
夏休みが終わったら彼は、また都会に戻って自転車修理の仕事をしないといけないと思ったら切なくなった・・・🥲
まるで人生で輝ける時代は直ぐに過ぎ去り、大人になるという事は辛い現実を受け入れる事かのようや・・・
甘酸っぱさだけでは終わらない、どこか切なくて、ほろ苦い青春映画でもあるな・・・
