少年3人乗りの自転車のショット素晴らしいな。キスをするところ素晴らしいな。
性の目覚めとそれを拒否されるところ。拒否されてもくじけない(何回もチャレンジする)。いまの時代に見るとあやうい感じがするん…
再見。遠征した田舎町での姉妹を追跡する場面が素晴らしい。ヒッチコック的サスペンス。距離を縮めるまでの時間、合流したあとの戸惑い、逆に仲間が追跡してこないかという不安、希望を断念したかのような遅れと意…
>>続きを読むフランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』のように、監督自身が少年時代を描いた作品。
祖母との生活の穏やかさ、実の母親と恋人との生活での息苦しさと、思春期へ突入するもどかしさなどが、同情や共…
トリュフォーとタチの融合としか思えない牧歌的な前半パートに対し、母に引き取られてから際立つネグレクトに辟易する。
沸き立つ欲情を肯定するユスターシュらしさはあって、女性も基本的には拒絶しないが本番…
ふつうにのびのびと個性や興味を育んでいた一人のかけがえのない子どもが、抗うすべも知らず強いられて空っぽの大人のフリを覚えさせられて、それで何が手に入ったんだろうか。せめて現実では、子どもが子どもをや…
>>続きを読む田舎で祖母と子どもらしく暮らしていた13歳のダニエル。地元の高校に入り、友達もたくさんいた。ある日母親が男を連れてやってくる。派手な安い化粧をした母だ。
ダニエルは祖母に対して本当に優しい笑顔を向け…
好きな女にドライブ・バイ(チャリで)
プリクラが無い頃の「チャリで来た」
イニシエーションやジュブナイルものにも自らのスタイルで挑むユシュターシュの矜持は感じるが、新学期操行ゼロやあこがれを先に見て…
このレビューはネタバレを含みます
タイトルはアルチュール・ランボーの初期の詩の題名から引用された、ユスターシュの思春期を描いた自伝的作品である。
祖母の田舎の家での平穏な生活から、母親の手狭なアパートに追いやられ不安定な思春期の少年…
これ良かったな
大人になってしまったら食事も娯楽も、当然仕事だって全く魅力的に映らない 本能的な男女の行きずりだけが物語を駆動させ、楽園のような子供の世界はぐんぐん遠ざかっていく あんなにささやかで…
© Les Films du Losange