高田馬場に用事があり、そのまま帰るのも勿体無いので早稲田松竹へ。
ジャックロジェ監督。全く知りませんでしたが、好みそうだったので観ることに。
主人公で兵役を控えるテレビ局で雑用として働くミシェルが局の前で待ち伏せする2人の女性リリアージュとジュレットを誘い、そこから三角関係が始まる。いかにもフランスらしい設定。刹那的に生きる彼らのあっけらかんとした生活が若者らしく、若い頃の友人たちを思い出しました。
大胆な編集、生き生きとした青年たちの、とりとめもない行動や会話、ミシェルの家族の会話のメス(mess)具合。テント設置にキャッキャするリリアージュとジュレット。誰かの日常を切り取ったかのように、リアルでフレッシュ、とにかく瑞々しい。終始くすくす笑ってました。
2人がミシェルに惹かれ始め、嫉妬から無駄にわがまま言い出したりギクシャクする様子も可愛い笑
曖昧な態度のミシェルに、どっちが好きかはっきりさせて?と聞くと、兵役を待ってた方、と答えるミシェル、その答えに、そこまででもないかも、と微笑む2人。ザ、おフランス笑。
久しぶりにおフランス節に、ヌーヴェルバーグの映画のセオリー全無視作品観れて楽しかった。
二本立てですが、二本見る体力はなく、一本で劇場を後にしました。
GWのカラッとした天気にピッタリの映画🎵
ビーチと無縁の人生ですか、行きたくなりました。
しかしフランス映画は往々にして、私が美人と思う女性が必ず美人じゃない方の役を演じていて毎度びっくりします笑