なにもそこから始めんでもええやろ、というところから始まって、いきあたりばったりのツアーがどうしようもなくなって、最後は無理くり畳んでハッピーエンド。変な映画だけどこれでいいと思える。社長とのランチと…
>>続きを読む『みんなのジャック・ロジエ』特集より
いつまで経ってもバカンスに辿り着けない大人グダグダ旅。
ある旅行社が企画した無人島でのロビンソン・クルーソー体験ツアー。
そこへ集まってきた6人の男女はぐだ…
変な映画だったー
でも映像はずっと美しい、、、
喜劇でも悲劇でもなく、ただビザールなだけという感じがしてめちゃ好きだった
冒頭の恋敵の要素もよくわからんし、オチも雑すぎて最高
映画館を出てからも…
このレビューはネタバレを含みます
ユニークでユーモラスで楽しい映画だった。なんでそんなツアープランにしてしまったの、という激しいツッコミが観客の心に巻き起こる作品で、ゲンナリしたり、あっけに取られたりして、楽しく見ることができた。退…
>>続きを読むツアー旅行の徹底が逆に途方もなくその形態を逸脱していき、物語のフットワークの軽さに応じるように軽快に動くキャメラは、現実が想念を裏切っていく弁証法をバカンスがカオスのような冒険に変化する過程として視…
>>続きを読む大学の夏休み、気が大きくなって普段あまり遊ばない人達とわざわざ泊まりの予定を立てちゃった、みたいな気まずさに終始満ちていてほんとよかった。ほとんど遭難したみたいな山の中でつらい一晩を明かして、ようや…
>>続きを読む美は様々な結び付きで出来ている。その魅力は、形而上学的で独自な真実から引き出される。その場合、真実とは均衡、不均衡、びっこ、不釣り合い、飛躍、休止、蛇行、それに直線などの積み重ねで表現されるが、そこ…
>>続きを読むもはや撮ってる時も旅程グダグダだっただろっていうこの脱力感、嫌いじゃなかった。さんざん到着を焦らされた後の暗がりの無人島で二人、ボナヴァンチュールが行方不明のなか眠り、翌日島の反対側には人がいると分…
>>続きを読む© 1974 Jacques Rozier