『みんなのジャック・ロジエ』特集より。
大人たちの行き当たりばったり旅。
サンバのリズムに乗って♪
序盤の疾走感あるシーンで引っ張られる。
女性が慌ただしく切符を買ってメーヌ・オセアン特急に飛び…
何とも不思議な魅力を持った映画でした。
ひたすら緩慢で、主題らしきものも見えづらく、ご都合主義的な展開もしばしば。
それなのに…。登場人物たちの無計画で、無方向な振る舞いに何故か惹きつけられます…
2023年10月14日@映画館
120分以上も、あんなストーリーをぐだぐだやっててすごくいい。
「なんでよ!」っていいたくなるシーンがたくさん。映画館でくすくす笑いが起きていた。
初期の今泉作品を思…
2023.9.9
乗り物映画、というかロジエの作家性が移動なのだろう。国鉄や車はトラブルの理由となり、飛行機は裏切りの現場となる。国鉄職員は、島=「陸」に取り残され、船乗りによって水上を移動する。…
不思議な縁が紡がれて、みんなでサンバを踊るシーンが楽しい。最後はなかなか終わらないロジェ監督作品らしい終わり方。あそこまで船を乗り継ぐ描写が必要なのかもと思ったりもしたけど、バカンス映画は日常に戻る…
>>続きを読むどんな話なのか、誰が主人公なのかよくわからないまま終わった。
どこに連れていかれるのかわからないこの感じがジャック・ロジエということなのかな。
そんな私の困惑さえも軽快な音楽でケセラセラ~と吹き飛…
© 1986 Jacques Rozier