Netflixで、たまに見つける良作。
手の込んだ作りで、面白く、全く予想出来ない展開でした。これは、ネタバレ無しで、楽しんだ方が良いと思います。
結婚1周年のお祝いに架空のリゾート地、リーダー島へやって来たホー·フェイ夫妻だったが、妻が行方不明になった。事件性が無いと地元警察は動いてくれず、フェイのビザは、後4日。
酔い潰れ、翌朝、隣に見知らぬ女が寝ていて、消えた妻、リー·ムーズだと言うのだが…。
ネタバレ↓
スマホの中の写真もパスポートもメイドの証言もムーズの言う事と合っている。信じて貰えないフェイは、町中を探し回り、敏腕女性弁護士チェン·マイと知り合い、彼女と証拠探しをします。
そして、妻と名乗る女の行動が金目当てに見え、フェイを挑発します。妻は、彼を精神病院へ強制入院させ、全てを奪おうとしている様だった。
弁護士とフェイは、車で執拗に追跡されたが、相手を撒いて、逆に尾行し相手のアジトに潜入。そこには本当の妻の写真や、偽造パスポート等、証拠の品があったが、攻撃され逃げるしかなかった。
ここから、フェイが隠していた事がバレ始めます。こいつ、実はクズだった。
彼の生まれは貧しく、元博徒で、借金マミレ。ダイビングコーチで知り合ったムーズに多額の借金を返済させ、結婚。結婚後も借金を増やしムーズに無心。しかし断わられたので、ダイビングに誘い、彼女を海の中に置き去りにし、殺し、自分はクラブのトイレに戻っていた。
弁護士は、殺されたムーズの親友で有名な役者だった。ムーズの死の真相を暴く為、大掛かりな芝居を沢山のスタッフを雇い仕掛けていた。
妻に成り済ましていたのも追跡者も皆、演者。彼女が弁護士だと流したニュースも、クラブも全て作られたものだった。
刑務所に収容されたフェイにマイ(弁護士)は、赤ん坊のエコー写真を見せると、フェイは泣き崩れた。
エンドロール後、海辺で眠っていたフェイが目を覚まし、ムーズと一緒に海に入り写真を撮ってもらうシーンが出るのだが、そこは意味不明だった。要らないんじゃないかな？
とにかく、ずっと頭の中で、あいつが怪しいとか推理しながら観れる。そして、裏切られ、ラストは、大掛かりな芝居でしたって…。さすがに全く読めませんでした。逆再生したら、凄く納得の行くお話で、良く出来てると思いました。面白かったんだけど、エンド後の意味不明シーンやマイが刑務所を訪れるシーンは、無くても良かった気がします。それを差し引いても面白い作品でしたけど…。
＊美亜ちゃん、ありがとう♡
