磨

ルー、パリで生まれた猫の磨のレビュー・感想・評価

ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)
3.5
パリで暮らす10歳の少女クレムと、屋根裏で生まれたばかりのキジトラ猫ルーとの絆とお互いの成長を描いたハートウォーミング・ストーリー。

猫好き(いや、むしろ猫の下僕)として絶対外せない作品だったけど、期待通りというか、子猫の頃のルーの愛らしさやクレムちゃんとの触れ合いは見てるだけでホントに癒された。とりあえず、満足(笑)

ただ、映画としてはオチもないような感じで全体的にだらだらしている印象。猫目的でない人にはとてもオススメできない事だけは申し上げておきます(そもそも見ないか)

それよりも感じたのは日本とフランス(欧州、ともいうかな)のペット観の違い。
いろいろ調べていくと、“ペット先進国”として日本とはまるで違う考えを持っている事に驚いた。猫や犬の考えを尊重している(人間の考えを押しつけない)し、尊厳死の考えなどは顕著に表れていたと思う。


あと、上の件調べててわかったんだけど、フランスってトキソプラズマ(ざっくり言うと“猫が好きになる寄生虫”笑)の感染率が約85%らしいから、そりゃ猫好きさん多いんだろうなぁと推測されますよね(笑)
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