ひー

ルー、パリで生まれた猫のひーのレビュー・感想・評価

ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)
1.1
可愛い猫のドキュメンタリーかと思ったら、予想外に重い話だった。

両親は自由と我儘を履き違えていて、幼い娘がいるのにクソしょーもない理由で離婚するし、森で暮らす世捨て人のおばさんはヒロインの少女の飼い猫を森の中で放して野生に返すように命令するし、まともな大人が一人も出て来なかった。

少女だけが唯一責任を持って常識的に振る舞っていた。

映画のラストで「日本の法律では愛玩動物を遺棄することは禁止されています」と注意書きのテロップが出たw
やっぱり日本の配給側も家猫を山に放すことをおかしいと思ってるのかw

作中で野猫化した猫の集団が出てきたが、去勢してないので不幸な猫がどんどん増えるだろうし、山に放されたルーも去勢されてないようだったし、この映画の内容は間違っていると思う。

猫のルー役に沢山の猫を使っていたようで、シーンごとに猫の顔や体型が違っていた。
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