ペルー映画祭にて。
2017年に「ル・ポールのドラァグレース」に出演したドラァグクイーン達がリマで公演を行った時の様子と、ペルーのLGBTQ+コミュニティの現状を描いたドキュメンタリー。…まぁ８割位が公演とその前後の様子かな。
リマ公演、そんなにいっぺんに呼べたって凄くない？という位のクイーンが集合、ざっと、アラスカ、マニラ・ルゾン、ラジャ様、ビアンカ・デル・リオ、ヴァレンティーナ、アジャ、ミルク、ヤラ・ソフィア、シンシア・リー・フォンテーヌ、アリッサ・エドワーズ、…あと誰が居たっけ？いやもう豪華すぎて白目。羨ましい…！！
クイーン達のインタビューと、ペルーのコミュニティの人たちとのインタビューが交互に。ペルーに到着し、しばらくしてからクイーン達が「ここは良いところね。皆も親切だし」と言っていたのに対して、現地の方のインタビューで「ペルーの人は外国の人には親切だから。だってお客さんだからね…」と言っていたのが印象に残った。外からの見方と内側からの見方が全然違うんだな…と。
それでもやはりドラァグレースの影響はとても大きく、小さいお子さんとか、まったく抵抗なくクイーンを受け入れており、母子でリル・パウンドケーキのドラァグでアラスカに会いに行ったエピソードなんか、ほっこりしまくったし。…その後のドラァグクイーンになる前は？のインタビューが、アラスカはとてもお子様に聞かせられる話ではなかったが（笑）
あと印象に残ったのはMCだったビアンカ・デル・リオの話芸というか、ギリギリのMC。下手すりゃ客いじりになりそうなギリギリのところを上手くコントロールしてて、やはりこれも話芸のうちなのか？なんて思ったり…
私の世界一の推しクイーン、アラスカ姐さんをスクリーンで観られたことにスコアは全部（笑）
横浜でのペルー映画祭でこれが上映されたらまた行きたいなと。
