Frapenta

スターダストのFrapentaのレビュー・感想・評価

スターダスト(2007年製作の映画)
4.0
世界観がファンタジーでありつつも微妙に現実的なところもあってそのチグハグさがガバガバ設定のように見えてしまった。しかし、目の離せない展開が終始続いていたので面白く観られた。幸せを掴めたと思ったらまた引き離される。そんなもどかしさで良いハラハラ具合を堪能できた。これはひとえにマシューヴォーンの力量か。
彼の作品お馴染みのキャスト、マークストロングやヘンリーカヴィルがこの頃からいるのに驚き。また、今作のクレアデインズを完全にグウィネスパルトローと勘違いしていた。多分グウィネスパルトローの顔を見ればやっぱ違うなとなるかもしれないが、あまりにも酷似していたように思う。
そして、なんといっても自分の目的はデニーロを観ること。ポスターの大きさの比率の割にはサブキャラではあったものの、女装癖を隠してワルを演じるキャプテンという顰めっ面からはなかなか想像もつかない強烈なキャラクターで笑うしかなかった。割と弱そうだったし、仲間みんな女装癖を知ってるのは面白かった。
元々は絵本なのかな。そっと閉じて、めでたしめでたしと言いたくなる内容だった。
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