だいき

ジョー・ブラックをよろしくのだいきのレビュー・感想・評価

4.4
恋に落ちた相手の正体は、死神でしたー

若かりしブラッドピットが主演を務める「ジョー・ブラックをよろしく」のレビューです。

まず最初に言いたいのは、この時のブラピがもうとにかくカッコいい。セブンの時も好きでしたがこの時のブラピはイケメンすぎます。

スーザン(クレアフォーラニ)はコーヒーショップでとある男性(ブラピ)にナンパをされて、互いに意気投合します。一方、スーザンの父で、大手メディア会社社長のビル(アンソニーホプキンス)は何もかもを手に入れた完璧な人生を送っていましたが、そんな彼の前に死が迫っている事を伝えに死神が現れます。

その姿はなんと、スーザンが出逢った男性(ブラピ)じゃないですか。人間の生活に興味を持った死神が男性の身体を乗っ取ったのです。死神は、ビルの寿命を少しだけ延ばす代わりに気になった人間世界を案内するという契約を交わす事に。そしてスーザンも、もちろん彼と再会。死神との恋の行方はー というストーリー。

大丈夫です。上記の内容は本当に序盤の内容なので、過度なネタバレではないです笑。

実は、この作品3時間もあるんですよね。
観る前は長すぎておっくうになってましたが、構成がスムーズで面白く、割と短く感じました。

キャストの演技が秀逸でしたね。素晴らしいです。特にブラピ。死神は人間の身体を乗っ取っている設定なので、生活する上で初めての事ばかりにぎこちなくなるのですが、その演技がとっても上手でした。まるで本当に初めて人間界に来た様でした。

そしてアンソニーホプキンス。ラストシーンは分かっていた結末でしたが、思わず涙が出てしまいました。クレアフォーラニさんも良かったぁ。この映画を観るまで知りませんでしたが、とんでもなく美人ですね。

何も前情報なしで観たので、「あ、こんな話なのか」となりましたが
私の中で、大好きな作品になりました。

笑いあり、涙あり、そして名言もあり。
「愛は情熱だ。その経験のない人生は意味のないものだ」というビルの言葉が印象的でした。

画質も1998年の映画ですが、さすがNetflix。しっかり高画質で、現代と遜色なく楽しめました。昔の映画には名作が多いとは言いますが、本当ですね。忘れられない作品の1つになりました。キュンキュンする洋画が観たい方は是非。

ストーリー:4.5 (ただのラブロマンスではない、しっかり中身もある作品)
構成:4.5 (3時間の長さを感じない観やすい構成でした)
演出:4.6(ブラピとアンソニーの演技がうま過ぎた)
映像:4.2(Netflixで観た感想で言えば、しっかりと補正されていた)
音楽:4.1(ラストの音楽が特に良かった)
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