ブラッド・ピット若い!男前!
ブラッド・ピット演じる若い青年はユーモアと愛嬌があり、憎めない感じのタイプ。
ある日青年は、コーヒーショップでスーザンという綺麗な女性と出会う。
お互いに一目惚れした様子だったが、うしろ髪ひかれながら別れる。
その矢先のことだ・・・
若い青年は、浮かれたまま 車に轢かれる。
スーザンは医者で、父は、大富豪だ。
名前はビル。
ビルは、死期が近いのか、幻聴のような死神の声が聞こえるように。
次第に鮮明になっていく死神の声、そして姿。
死神はなんと、死んだはずの若い青年(ブラッド・ピット)の身体を乗っ取り、ビルに語りかけていた。
そして遂に姿を表し、ビルに自身のガイドをするように命令。
紆余曲折あり、ビルは死神にジョーブラックと名付ける。
家族にジョーを紹介するビル。
娘のスーザンは、ジョーを見て、あなたどうしたの?とびっくり。
ジョーは、身体は若い青年だが、心は死神なので
スーザンのことは知らないが、次第に惹かれていき…
ビルの会社は、スーザンの婚約者に乗っ取られそうになるなど。
しかし、ジョーとビルは次第に信頼関係を築き、力を合わせる。
ジョーはスーザンに惹かれつつも、スーザンは、あのときの青年ではないことに薄々気付いていた。
ジョーは、青年よりも、非常に寡黙でスマートな印象。
それだけではないのだろう。
スーザンはテレパシーのような、勘のようなもので、確信したのだと思った。
ビルが誕生日を迎え、長女のアリソンはパーティを開催する。
この日が命日になることを、ビル本人も、娘たちも解っていたのではないだろうか。
やがて、別れの時がくる。
『君に出逢えて良かった』とジョーはスーザンに言い残した。
そしてジョーとビルはどこかへ歩いていき、姿が見えなくなった。
空には綺麗な大輪の花火。
スーザンは駆け寄るが、姿は見えなくなり、そこからなんとあの青年が戻ってきた。
その先は皆様お察しの通りです。
3時間という長編だったが、良い映画だった。
そして 妻が亡くなってから、男で一つで娘たちを守ってきたであろうビルに拍手。