Nana

ジョー・ブラックをよろしくのNanaのレビュー・感想・評価

4.4
ブラッド・ピット若い!男前!

ブラッド・ピット演じる若い青年はユーモアと愛嬌があり、憎めない感じのタイプ。

ある日青年は、コーヒーショップでスーザンという綺麗な女性と出会う。

お互いに一目惚れした様子だったが、うしろ髪ひかれながら別れる。

その矢先のことだ・・・

若い青年は、浮かれたまま 車に轢かれる。

スーザンは医者で、父は、大富豪だ。
名前はビル。

ビルは、死期が近いのか、幻聴のような死神の声が聞こえるように。

次第に鮮明になっていく死神の声、そして姿。

死神はなんと、死んだはずの若い青年(ブラッド・ピット)の身体を乗っ取り、ビルに語りかけていた。

そして遂に姿を表し、ビルに自身のガイドをするように命令。

紆余曲折あり、ビルは死神にジョーブラックと名付ける。

家族にジョーを紹介するビル。

娘のスーザンは、ジョーを見て、あなたどうしたの?とびっくり。

ジョーは、身体は若い青年だが、心は死神なので
スーザンのことは知らないが、次第に惹かれていき…

ビルの会社は、スーザンの婚約者に乗っ取られそうになるなど。

しかし、ジョーとビルは次第に信頼関係を築き、力を合わせる。

ジョーはスーザンに惹かれつつも、スーザンは、あのときの青年ではないことに薄々気付いていた。

ジョーは、青年よりも、非常に寡黙でスマートな印象。

それだけではないのだろう。

スーザンはテレパシーのような、勘のようなもので、確信したのだと思った。

ビルが誕生日を迎え、長女のアリソンはパーティを開催する。

この日が命日になることを、ビル本人も、娘たちも解っていたのではないだろうか。

やがて、別れの時がくる。

『君に出逢えて良かった』とジョーはスーザンに言い残した。

そしてジョーとビルはどこかへ歩いていき、姿が見えなくなった。

空には綺麗な大輪の花火。

スーザンは駆け寄るが、姿は見えなくなり、そこからなんとあの青年が戻ってきた。

その先は皆様お察しの通りです。

3時間という長編だったが、良い映画だった。

そして 妻が亡くなってから、男で一つで娘たちを守ってきたであろうビルに拍手。
Nana

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