「シュアシング」や「スタンド·バイ·ミー」で知られるロブ·ライナー監督作。
ロマコメを得意とするノーラ·エフロンが脚本を担当。
そしてロマコメの女王メグ·ライアンとビリー·クリスタル共演ときたら面白くないわけがない。
ストーリーは極めて王道だが、現代のラブコメディーでは最高の出来栄え。
陰気でシニカルなのに意外と繊細なビリー·クリスタルと几帳面で頑固なメグ·ライアン。
二人のキャラクター像が素晴らしい。
お互い自分に素直になれない二人の姿がこれまたなんとも歯痒い。
時折挟まれる老夫婦のインタビュー映像が良い味を出している。
皆様々な出会い方をしているのだけど、一つ確かなのは何十年経っても一緒に寄り添っているってこと。
「カサブランカ」の引用がまた良い。