トルーマンバロウズ

アイアン・スカイのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

アイアン・スカイ(2012年製作の映画)
3.3
時は西暦2018年、アメリカ合衆国大統領は選挙のキャンペーンとして黒人モデルのジェームズを月面に派遣した。
無事月面に到着したジェームズを待っていたのは第二次世界大戦で壊滅したと思われていたナチスの残党たちであり、彼らは月面に基地を作り地球侵略のチャンスをうかがっていたのであった・・・・。

ゲッツ・オットーやウド・キアが出演している月面に基地を作ったナチスが地球侵略に向けて行動を起こすB級SFアクションコメディ大作‼︎
全滅したと思われていたナチスが実は月面に基地を作り地球侵略に向けて行動を開始するというなんともぶっ飛んだ設定が面白いなかなかの怪作に仕上がっていた。
また社会風刺や政治的な笑い、某ヒトラー映画のパロディ的なシーンなど全体的にバカ要素も強強くそういった点でも笑える作品になっていた。
えらく出来の良いCGによるナチスの月面基地やクライマックスの月面での戦艦の戦いなどアクションシーンなどもしっかりしている印象であった。
そしてコメディタッチの作風らしからぬラストのまさかのオチなど全体的にまさに異色の作品であった。