ぴょんきち

地球星人(エイリアン)は空想するのぴょんきちのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正義感の強い雑誌記者の宇藤(田中祐吉さん)が石川県羽咋市で起きた「大学生エイリアンアブダクション事件」を調べていくが、調べていくうちに想定外の真実がわかって、思いもよらない展開をしていく映画だった。 
UFOに誘拐されるなんてあり得ないと思いながら最初のうちはなんとなく見ていたけど、取材のきっかけになった大学生の事件の前に起こった不可解な事件を取材し真実を追求していくのを見ていてドキドキハラハラした。宇藤と乃愛(山田なつきさん)の二人には映画を見る前からひかれるところがあったが、最後まで二人から目が離せなかった。特に田中さんは、他の出演作品も見てみたいと思った。

普段から考えていることでもあるけど、正義も正しいことも人によって違うし、立場によって変わることをこの映画を見て改めて強く思い知らされた。それを映画の中でうまく描いているのはすごいと思った。
役名を忘れてしまったが、アライジンさんが演じていた絵描きの男性と乃愛ちゃんのシーンが強く印象に残っていてもっと見たいと思ったのと、映画に出てきた絵ももっとよく見たいと思った。音楽もよかった。

終わり方はよかったと思う。不思議な話で最後まで見てもわからないところが残ってるが、別にそれがいやとは思わなかった。終わったら、最初からまた見直したくなった。
ジャンルもうまく定義できないけど、とても面白かった。また見られますように。
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