みほみほ

身代わり忠臣蔵のみほみほのレビュー・感想・評価

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)
3.1
🧂2024年22本目🧂1

前半はムロ劇場全開で笑いに包まれていたけど、終盤は打って変わって本格時代劇の切なさを含んでいて心がギュンってなった。

展開は分かってしまうものの、至るところに散りばめられた🧂 塩🧂が活きてくるあの衝撃的なシーンのコミカル度合いが神がかっていて、なぜか忘れられない。

コメディ部分はムロさんにハマるかハマらないかでだいぶ左右されてしまいそうだけど、あまりハマらなくても不意打ちに面白い瞬間があるので、緩く楽しむともっと効いてくるかもな〜

それこそお正月休みとか深夜とかにまったりお家鑑賞すると癒される作品に思える。

119分あり長さを感じたので、もう少しコンパクトにしてさらにテンポよく進んでくれると、コメディと緊迫感とのメリハリが出て良かったと思う。ムロさんのテンポに任せている印象があったので、ちょっと時間の進み方が独特でした。

寛一郎の存在感が光りまくっていた。少し前は、佐藤浩市の息子くらいにしか思ってなかったけど、本作では いい味出してるし、父と似た造形も味方にしつつ、また違った色気みたいなものが目元のゴージャスさから溢れていて驚きました。こういう役ハマってる!登壇して欲しかったな〜🪭

こういう空気感でムロさんブレイクしてるから、求められるのは分かるけど、一人二役で怒鳴り散らしたりするムロさんの方が良かったので、コメディ要素取り払った作品でムロさんを観たい。

兄の振る舞いを除き平和な作品ですが、もう少しストーリー面で笑いだけに頼らず味わえる要素が欲しかった。


完成披露試写会にて。
(ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン10)

スペシャルシート当選🎉
(レカペ目の前でど真ん中の神席でした🥺)
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