よよよん

ホモ・アミークスのよよよんのレビュー・感想・評価

ホモ・アミークス(年製作の映画)
2.5
センシティブなテーマを扱う世界観が人間役の役者の演技も相まって、結構現実っぽいノリ。そこがこの作品への評価のわかれるところと思う。
現実問題として、「人の形をした低知能生物を作って、消費することを現代人がOKとするわけはない」と思う人は全く受け入れられないだろう。
手塚治虫「火の鳥」や藤子F不二雄のSF短編などのように、人間様な生物(亜人)と人間の関係性をダークに描く作品に慣れていれば、「あり」と思うかもしれない。もっと寓話と感じるような世界観(ブレードランナーやエヴァンゲリオン、またはウェス・アンダーソン作品のような)であれば、受け入れやすくなったと感じる。なので、私はちょっと「なし」寄り。
しかし、残酷さと可愛さのコラボ路線は面白いかも

余談だが、この作品をPFFと下北沢映画祭で観て、監督の舞台挨拶も見たのだが、あの子はどこかで観たことがあったような…名前も聞き覚えが…

あ、鈴木先生に出てた子じゃん!マジかよ。時がたつのは早いわぁ。