このレビューはネタバレを含みます
朝から結構埋まっていました。凄いですね。
昼に観たのですが、ほぼ満席じゃないかな。
同棲している長谷川(若葉竜也)にプロポーズされた市子(杉咲花)、泣いて喜ぶが翌日失踪してしまう。
刑事である後藤(宇野祥平)に市子という人物は存在しないと言われ…。
出だしから年齢とカメラの年月がずれているのをいきなり提示する。留年しているか年齢を偽っているのか。
物語を引っ張るのは、なぜ隠すのか生い立ちと理由ですよね。肝は。
市子の半生を長谷川目線で追っていくわけだけど、中盤の捜査ボードと車内の話で怪しい雰囲気。
まさか、だいたいの説明がついてしまうけど、これ想像以上のものは出てこないのでは…？
そこからは杉咲花さんの演技中心ですね。
お話よりもむしろそっちに舵を切る予定で、もう中盤でネタばらしをかましたのだと私は受け取りました。
でも演技だけではさすがに私は乗り切れないなと思いました。いくら素晴らしい演技といえども。
総括、日本版ファムファタル。
北秀和(森永悠希)君の一連の事件と結末はさすがに放り投げすぎじゃないですかね笑
個人的に納得感なかったです。
