花ちゃん凄かった!
凄すぎて、いままでレビュー出来なかったほど。
だいたいのあらすじから想像した通りのストーリーだったけれども、花ちゃんの静かで影のある雰囲気と感情の爆発の振れ幅とリアルさに惹きこまれた。
私が個人的に現在、心身ともに疲れていて
“消えてしまいたい”と思ってしまっているので、市子の「川辺市子」として生きることへの執着心がまったく理解出来なくて、共感出来なくて、ただただ呆然としてしまった。
共感なんて出来る人なかなかいないだろうけど、きっと自分は幸せなんだろうな、贅沢な悩みなんだろうなぁ。
そう頭では考えられるだけに、今の自分にはしんどかった。
今の自分とは対極の静かな生へのエネルギーが凄まじく感じる、色んな感情を揺さぶられる、良い映画だとは思います。
あと朝ドラ観てるので、「おちょやん」はじめ色んなドラマに出てる人が沢山出ていて、中でも市子の元同級生役が「舞い上がれ」のコンパ好きの同僚役大浦千佳さんで、しかも舞台版の市子役と聞いて驚いた!
彼女の方がちょっと早熟ではすっぱな市子のイメージは合っていると思った。
杉咲花ちゃんはお芝居凄かったけれども、育ちの悪さ、スレた感じはしないかなぁ。