プロポーズをうけた翌日に失踪した恋人・市子を捜す男性の視点を軸に、徐々に市子の隠された過去を知っていくという作りのミステリ映画。
なるほどー、こういう話か。内容は触れづらいけど、めちゃくちゃ面白かったー。良い意味で裏切られたし、色んな視点から市子の過去を振り返っていくパズルのような構成が見事にハマっていた。
多分だけど、片山監督の『さがす』とかの作品が好きな人は好きな気がする。
市子の存在をどう捉えるのかは見た人次第なところがあるけど、一歩間違えればとんでもない女性に見えちゃうところを、杉咲花さんの絶妙な演技が上手く繋ぎ止めてくれたように思う。
だからこそ、この物語りの結末は痺れました。