このレビューはネタバレを含みます
観たい！と思いながら結局
劇場へは行かずに終わってしまった
『市子』がアマプラ配信になったので
早速観賞したのだけど、随分と
スッキリしない終わり方だったな。
市子は ただ市子として
人並みに生きたかっただけ。
それは理解できた。
親に恵まれず貧困生活、加え
難病の妹の世話と 窮屈な人生に辟易し
どんどん行ってはいけない方向へ
進んで行ってしまう市子の姿には
胸が苦しくなった。
しかしながら
釈然としない事が多い。
特にラスト。
北君と自殺志願者の女のくだりは
全然分からなかった。
殺す必要はあったのか？
色んな人を追いすぎて
肝心の市子本人の感情が
見えてこなかった感じがする。
無戸籍者の闇を題材に掲げながらも
蓋を開けてみれば
中途半端なサスペンス物で
そこも個人的感想としては不服。
普段、青汁のCMを観ただけで
(ドキュメンタリー風のやつ)
泣く私が一滴も涙を流さなかったのが
この作品の全て。(笑)
相変わらず若葉君の演技が
凄く良かったので星3つ♡
