おもしろい。ヒューマン映画?
邦画の面白いところがここに詰まっている気がした。
市子には市子なりに思うところがあって、それでも1人じゃ生きれなくて身勝手で。
でもそれって本人がそうさせたわけじゃなくて周りの環境とか家庭環境がそうなったわけで、だからといって誰が悪いとも決めきれずやってしまった事を責められるわけでもない。
ただ、こういうジャンルの映画は対比で絶対的に正義みたいなポジションに警察を出してくるからそことの比較にはなるのよね。ただその警察の中にも、何が正しくて何が悪なのか自問自答している警察もいて、そういう人が案外味方になってくれたりすることもある。
映画館で見たかった。あとは数年後もう少し歳を重ねたら違う見方ができそうな映画です。