かなり好みの作品でした。
そして市子は杉咲花ちゃんにしか演じられないと思う。
舞台「川辺市子のために」が原作で確かにこれは舞台でも見てみたいと思った。
前情報なしで観たのがとても良かったと思う。
アマプラの次のオススメで「ある男」が出てきたようにこの人は名前が違ったとか、この人ではなかったみたいな作品は結構あるので話の流れ的に多分あの問題の話なんだろうなとは思った。
でも退屈さは全然ない。時系列ごとに事は進まないけど繋がりはとても分かりやすいし、市子がどんな思いをして人生を過ごしてきたのかが分かりやすく描かれてたし杉咲花ちゃんの演技でとても伝わってきた。
私は市子を悪魔だとは思わない。策士だとは思うけれど、市子が人生において背負ってきたものを比べると決して悪魔とは言えない気がする。
エンドロールもとても素敵でした。
おも〜い映画が好きな人にオススメです。
最後にネタバレになっちゃうかもですが
2024年4月、300日問題なくなりました。
同じような思いをする人がなくなりますように祈ってます。